新幹線など鉄道にペットを乗せる際に知っておくべき事。

こんにちは。本日は今年最後の日曜日。既に仕事納めで帰省されている方や明日で仕事納めの方が多くいらっしゃると思いますが、ペットと一緒に新幹線などの鉄道を利用して帰省される方に知っておいていただきたいことを記事にしたいと思います。

ペットを電車に乗せたことありますか?

たまに電車内で犬や猫をペットキャリーバッグやペットカートに乗せて乗車される方を見かけます。

さすがに、電車内でペットをペットキャリーバッグやペットカートから出している方は、(ほとんど)見たことはありませんが、動物嫌いな方や動物アレルギーをお持ちの方からしてみれば、犬や猫がそばに居るだけで恐怖を感じられるかもしれません。

くれぐれもバッグやカートから外には出さないように、周りの方に気を使ってくださいね。

 

JR各社・東京臨海高速鉄道は、ペットを乗車させるとき料金を払わなくてはなりません。

犬、猫、うさぎなどの小動物は手回り品として扱われます。

そして、JR各社および東京臨海高速鉄道を利用する際には、料金が280円を支払わなくてはなりません。また、持ち込みのサイズ制限や重量制限がありますので、ペットバギーに入れたま乗車することは通常のペットではできないというルールがあります。

ご存知でしたか?

それでは、鉄道各社の制限事項を確認してみましょう!

 

JR東日本・JR西日本・JR東海・JR北海道

  • 料金:280円
  • ペットカート・ペットバギー不可

 

引用: https://www.jreast.co.jp/kippu/20.html

  • 小犬、猫、鳩またはこれらに類する小動物(猛獣やへびの類を除く)で、長さ70センチメートル以内で、タテ・ヨコ・高さの合計が90センチメートル程度のケースに入れたもの
  • ケースと動物を合わせた重さが10キログラム以内のもの
  • 手回り品料金は、1個につき280円です。ご乗車になる駅の改札口などで荷物をお見せのうえ、普通手回り品きっぷをお求めください。

ペットを持ち込まれるお客様へ

  • ケースに入っていない場合や、ペットケースの制限(長さ70センチメートル以内で、タテ・ヨコ・高さの合計が90センチメートル程度。ケースと動物を合わせた重さが10キロ以内)を超えるものは持ち込むことはできません。
  • 小動物(ペット等)を持ち込まれる場合は、駅や車内ではケースから出さないようお願いいたします。
  • ペットは全身が入るケースに入れてください。抱いたままやバッグに入れた状態ではご利用いただけません。
  • 布状で形態が固定しないもの(ドッグスリング等)については全身が入っていてもご利用いただけません。
  • ケースに車輪や手押し用の取っ手等がついている場合(ペットカート・ペットバキー等)については、車輪や手押し用の取っ手等の部分を含めた全体の大きさがペットケースの制限内である場合のみ、有料の手回り品としてお持ち込みいただけます。
  • (一般的なペットカート・ペットバギーの場合、全体でペットケースの制限を超えるため持込みはできません。)
  • なお、ペットが入るケースと車輪や手押し用の取っ手等が分離した状態であれば、ケースがペットケースの制限の範囲内で、かつ車輪や手押し用の取っ手等ケース以外の部分が無料手回り品の制限の範囲内であれば持ち込むことができます。ただし、この場合であっても、ケース以外の部分等に突起があるなど、他のお客さまに危害を及ぼすおそれがあると判断される場合等については、お持込みをお断りいたします。

東京メトロ

  • 料金:無料
  • ペットカート・ペットバギー不可

引用: https://www.jreast.co.jp/kippu/20.html

子犬や猫などの小動物(猛獣やヘビの類は除く)については、安全上以下の容器に入れて持ち込む場合はご乗車いただけます。他のお客様のご迷惑にならないよう十分ご配慮ください。

  • 容器の長さが70センチメートル以内
  • 縦・横・高さの合計が90センチメートル程度
  • 重量は小動物を入れた重さが10キログラム以内

都営地下鉄

  • 料金:無料
  • ペットカート・ペットバギー可(縦・横・高さの合計が250cm以内)

引用: http://www.kotsu.metro.tokyo.jp/subway/kanren/riyo.html

縦・横・高さの合計が250cm以内・重さ30kg以内のもの2個までを手回り品として車内に持ち込むことができます。ペット等の小動物については、他のお客様のご迷惑とならないよう完全なケースに入れたうえで、手荷物として持ち込むことができます。

東京臨海高速鉄道

  • 料金:280円
  • ペットカート・ペットバギー不可

引用: http://www.twr.co.jp/route/tabid/126/Default.aspx

車内へ有料で持ち込めるもの

  • 子犬・猫・鳩などの小動物(猛獣およびへびの類を除く)。ただし、次のことをお守りください。

         *長さ70㎝以内で、縦・横・高さの合計が90㎝程度の容器に入れること
         *重さは、容器に入れて10㎏までのもの
         *ほかのお客さまに危害および迷惑をかける恐れのないもの

     なお、駅や車内では容器から出さないようお願いいたします。

  • 手回り品料金は、1個につき280円です。ご乗車になられる際に、駅改札窓口の係員からお買い求めください。

東急電鉄

  • 料金:無料
  • ペットカート・ペットバギー不可

引用: http://www.tokyu.co.jp/railway/guide/manner/

小犬・猫・鳩などの小動物を持ち込まれるときは、次のことをお守りください。

  • 縦・横・高さの合計が90センチメートル以内で、長さが70センチメートル以内の容器にいれること。
  • (頭や足など一部が容器の外に出るようなものはお持ち込みいただくことはできません)
  • 容器に収納した重量が10キログラム以内のもの。
  • 他のお客さまに危害および迷惑をかけるおそれがないもの。

小田急電鉄

  • 料金:無料
  • ペットカート・ペットバギー不可

引用: http://www.odakyu.jp/help/others/#faq-4

特に手荷物料金はいただいておりませんが、長さ70センチメートル以内、最小の立方体の長さ、幅及び高さの和が、90センチメートル程度の容器に収納した重量が10キログラム以内のものに限り、ご乗車できます。

京王電鉄

  • 料金:無料
  • ペットカート・ペットバギー不可

電話にて問合せしたところ・・・

特に手荷物料金はいただいておりませんが、長さ70センチメートル以内、最小の立方体の長さ、幅及び高さの和が、90センチメートル程度の容器に収納した重量が10キログラム以内のものに限り、ご乗車できます。

京成電鉄

  • 料金:無料
  • ペットカート・ペットバギー不可

引用: https://www.keisei.co.jp/keisei/tetudou/goriyo/goriyo.htm#17

子犬・猫・鳩等の小動物を持ち込まれるときは、必ず次のことをお守りください。

  1. 縦・横及び高さの合計が90cm程度で、1辺の長さが70cm以内であること
  2. 容器と小動物の合計が10kg以内であること
  3. 他のお客様に危害やご迷惑がかかる恐れがないよう、容器から頭や手足が出ないものであること

新京成電鉄

  • 料金:無料
  • ペットカート・ペットバギー不可

引用: http://www.shinkeisei.co.jp/train/ticket_description2/

小鳥・小犬・猫などの小動物を車内に持ち込む場合は、たて・よこ・高さの合計が90cm以内の容器に入れたものに限り、車内に持ち込めます。重さは容器と動物を合わせて10㎏以内です。車内・駅構内では容器から出さないでください。但し、身体障害者補助犬法で認定された身体障害者補助犬(盲導犬・介助犬・聴導犬)はこの限りではありません。

京急電鉄

  • 料金:無料
  • ペットカート・ペットバギー不可

引用: http://www.keikyu.co.jp/file.jsp?assets/pdf/train-info/tetsudoueigyou/tetsudoueigyou_7_12.pdf

子犬,猫,はと,また,これに類する小動物は次の表の全身が入るペット専用ケースに入れた場合。(猛獣お よびへ.びの類を除く)

※他の旅客に危害をおよぼす恐れがないと認められる小動物および迷惑をかける恐れがないと認められる小動物に限ります。

東武鉄道

  • 料金:無料
  • ペットカート・ペットバギー不可

引用: http://railway.tobu.co.jp/ticket/other/

小犬・猫・はとなどの小動物を持ち込まれるときは、必ず次のことをお守りください。

  • 長さ70㎝以内、最小の立方形の長さ・幅および高さの合計が90cm程度の容器に入れること。
  • 容器に収納した重量が10kg以内。
  • 他のお客さまに危害または迷惑をかけるおそれがないよう、容器から頭や手足が出ないものであること。

西武鉄道

  • 料金:無料
  • ペットカート・ペットバギー不可

引用: http://www.seibu-group.co.jp/railways/railway/eigyo/temawari.html

子犬・猫・はとなどの小動物を持ち込まれるときは、必ず次のことをお守りください。

  • 3辺の合計が90cm以内で、1辺の長さが70cm以内の容器に入れること。
  • 容器に収納した重量が10kg以内。
  • 他のお客さまに危害または迷惑をかけるおそれがないこと。

鉄道各社でペットを乗車させるときのまとめ

  • JR各社および東京臨海高速鉄道でペットを乗車させるときは、280円払わなくてはなりません。
  • ケースと動物を合わせた重さが10キロ以内)を超えるものは持ち込むことはできません。
  • 長さ70センチメートル以内で、タテ・ヨコ・高さの合計が90センチメートルのバッグに収まらない場合、乗車できません。つまり、ペットバギーにいれたままの乗車は、基本的に出来ないものと考えてください。
  • 都営地下鉄は、サイズ制限が他社に比べ緩い(縦・横・高さの合計が250cm以内・重さ30kg以内のもの2個まで乗車可能)ため、ほとんどのペットバギーに入れたままの乗車が可能です。

いかがでしたか?

上記のルールから、新幹線でペットとともに帰省出来るのは、10Kgまでのペットが2匹までが限界ですね。小鳥やうさぎでしたらもう少し多頭で帰省できるかもしれませんが、なかなか難しいですよね。

ペットたちも電車での移動も負担になりますので、ペットシッターなどの活用もご検討ください!